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インビザライン中に転勤・引っ越しになった方へ

カテゴリー: マウスピース矯正

こんにちは。船橋市のタワーサイド歯科室、院長の齋藤です。歯並びの矯正をインビザラインで始めると、治療のスムーズさや目立たない装置の快適さが魅力ですが、長期にわたる治療期間中に転勤や引っ越しの可能性があると、不安に感じる方も多いでしょう。また、治療中に実際に引っ越しが決まった場合、「途中で治療を諦めなければいけないのでは?」と悩む方もいらっしゃるかもしれません。

本記事では、転勤や引っ越しが決まった際の具体的な対処法やインビザライン治療の継続のコツを、タワーサイド歯科室の視点から詳しく解説します。不安を軽減しながら治療を続けられる方法をぜひご覧ください。

STEP.1 まずは主治医に相談する

主治医に相談

引っ越しが決まったら、できるだけ早い段階で現在の主治医に相談しましょう。主治医は治療の進行状況を把握しており、転院先を見つける際や治療計画の引き継ぎに必要なアドバイスをしてくれます。

主治医に相談するポイント

  • 引っ越しの時期を具体的に伝える
  • 転居先の地域や可能な通院距離を共有する
  • 治療の進行状況を確認する

この段階で主治医から、治療計画の詳細や現在の進行状況をまとめた資料を作成してもらう準備も始めておくと良いでしょう。

STEP.2 転院先を探す

次に重要なのは、転居先でインビザライン対応の歯科医院を探すことです。インビザラインは、治療システムが全国規模で統一されているため、適切な医院を見つけやすいのが特徴です。

転院先の探し方

1. 公式サイトを利用

インビザラインの公式ページには「歯科医院を探す」という便利な機能があります。引っ越し先の郵便番号やエリアを入力するだけで、近隣の対応医院を簡単に検索できます。

2. 主治医に紹介を依頼

現在の歯科医院がネットワーク内の他院を紹介してくれる場合もあります。紹介先があると治療計画の共有がスムーズに進むため、転院後の不安を軽減できます。

3. 口コミや評判を確認

転院先の医院を選ぶ際は、インターネットの口コミや評判も参考になります。「親切で丁寧な対応」や「インビザラインの経験が豊富」など、実際の患者さんの声を確認しましょう。

紹介状

STEP.3 資料を準備する

インビザライン治療の転院には、現在の治療状況を示す資料が必要です。主治医に以下の資料を作成してもらいましょう:

治療状況を示す資料

  • 精密検査結果(レントゲンや歯型など)
  • 治療計画書(治療のゴールや現在の進行状況を記載)

資料作成には10,000円程度の費用がかかる場合がありますが、転院後の治療がスムーズに進むために必要な手続きです。

STEP.4 転院相談を行う

候補の歯科医院が見つかったら、直接転院相談を行いましょう。

転院相談時のポイント

  • 資料を持参し、現在の治療状況を正確に伝える
  • カウンセリングを通じて医院の雰囲気や対応を確認する
  • 転院費用や今後の治療計画について詳しく説明を受ける

カウンセリング費用は無料の医院もあれば10,000円程度かかる場合もあります。金額だけでなく、医院の対応や方針を重視して選びましょう。

直接転院相談

STEP.5 インビザラインのアカウント移行

インビザライン治療では、患者一人ひとりに専用のアカウントが付与されています。このアカウントを新しい歯科医院に移行する手続きが必要です。通常、現在の医院または転院先が手続きを代行してくれるため、特別な手間はかかりません。

インビザラインのアカウント

STEP.6 再検査や治療計画の調整が必要な場合も

患者さんの状態や新しい医院の方針によっては、再検査や治療計画の調整が必要になることもあります。例えば、以下のようなケースが考えられます:

  • インビザライン装置の作り直しが必要
  • 補助的にワイヤー矯正を併用

再検査・再診断の費用は30,000円~50,000円程度が相場です。

治療計画

海外転勤の場合でも治療は可能

インビザラインは、治療開始時点でゴールまでのマウスピースが完成しているため、自己管理で矯正を進められる点が特徴です。ただし、経過観察や調整は必要な場合が多いため、帰国時に調整を受けるスケジュールを計画することをおすすめします。

治療を途中で止めるリスク

インビザライン治療を中断すると、以下のようなリスクがあります:

  • 歯の後戻りが生じる
  • 治療前よりも歯並びが悪化する可能性
  • 矯正費用が無駄になる

適切な手続きを行い、最後まで治療を続けることで、これらのリスクを回避できます。

まとめ

インビザライン治療中に転勤や引っ越しが決まっても、計画的に進めることで問題なく治療を続けられます。タワーサイド歯科室は、患者様が安心して治療を続けられるよう全力でサポートいたします。不安な点があれば、お気軽にご相談ください。

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斎藤 院長

斎藤 院長

こんにちは、院長の斎藤幸彦です。タワーサイド歯科室では、悪くならないように通院する「予防歯科」と、全身の健康を守るための、噛み合わせ・歯列矯正について力を入れています。みなさんの健康回復と維持、幸せな人生をサポートするという志で、誠実に対応しています。安心してご相談くださいませ!

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