IPMP浸透殺菌IPMP THERAPY

歯周病の原因
「バイオフィルム」BIOFILM

歯周病の主原因は、歯の表面や歯肉ポケット内に形成される細菌の集合体「バイオフィルム」です。この膜は非常に強固なバリアとしての性質を持ち、一般的な洗口液成分ではその内部まで十分に届きにくいという課題がありました。

医療法人社団 伝人 タワーサイド歯科室では、このバイオフィルム対策を重視し、優れた浸透性を持つ薬用成分「IPMP(イソプロピルメチルフェノール)」に着目。国内承認最大濃度(1000ppm)での臨床応用を、世界的な研究動向に先駆けて2020年6月より日常のメインテナンスに取り入れています。

バイオフィルム

当院の取り組みの特徴:
IPMP浸透殺菌の活用HOW TO PREVENT PERIO

|バイオフィルム内部への「浸透性」を重視|

多くの殺菌成分がバイオフィルムの表面でブロックされる中、IPMPは電荷を持たない特性(非イオン性)により、膜の内部へと染み込んでいきます。物理的な清掃(PMTC)では届ききらない、微細な隙間の細菌へアプローチします。

|日常生活に配慮した「低刺激な選択」|

欧米の歯科臨床で多用される一部の成分で見られた「歯面への着色」や「味覚への影響」がほとんど報告されていません。患者様の快適なQOLを維持しながら、継続的なお口の管理が可能です。

|プロフェッショナルケアとのシナジー |

歯科衛生士による精密な機械的清掃と、高濃度IPMPを用いたポケット内洗浄(イリゲーション)を組み合わせることで、細菌の再定着を抑え、安定した口腔環境の維持を目指します。

科学的根拠:
バイオフィルムへの効果EVIDENCE

IPMPの浸透殺菌力については、以下の研究データによってその優位性が示唆されています。

|バイオフィルムへの浸透性と殺菌力の比較|

各種殺菌成分をバイオフィルムに作用させた実験では、他の殺菌成分(CPC等)が表面に留まるのに対し、IPMPは深部まで浸透し、内部の生菌数を有意に減少させることが確認されています。

|バイオフィルムに対する殺菌力|

成熟したバイオフィルムモデルを用いた試験において、IPMPは対照群(無処置)と比較して、膜内部の細菌に対して高い殺菌活性を示すことが示されています。

IPMPの浸透・殺菌効果 バイオフィルムへの浸透性と殺菌力の比較

出典:ライオン歯科材株式会社「Systema SPT Series 臨床活用ガイドブック」

このような方に
ご提案していますSUGGESTION

  • 1

    歯ぐきの炎症を繰り返しやすい方

  • 2

    歯周病治療後の良い状態を長く維持したい方

  • 3

    着色や刺激の少ない、優しいケアを好まれる方