口を開けたり閉じたりするとアゴが痛む。食事のときに噛み合わせに違和感があるといった方は程度の差こそあれ、顎関節症の疑いがあります。また、肩こりや頭痛、耳鳴り等が治らないという場合も実は歯並びや噛み合わせが原因だったということも珍しくありません。 自然に治るということはほとんどないため、以下の症状に当てはまるようであれば早めの受診をお勧めします。
顎関節症の治療は、患者毎に異なる症状や歯の状態を総合的に判断して、最適な治療法を選択する必要があります。主な治療法としては、
・スプリントというマウスピースを入れる治療法
・歯の詰め物やかぶせ物を修正する治療法
・歯の噛み合わせを調整する治療法
が挙げられます。これを見てお分かりいただけるように、顎関節症は主に「歯並び」、「歯の噛み合わせ」から引き起こされ、その原因は患者様によって違うのです。
調査
まずはレントゲンや口腔内の検査で顎関節症の原因を特定します。
カウンセリング・治療
原因により治療方法が変わりますが、治療方法を患者様にもご理解いただいた上で、治療方針や料金等も説明し、治療に移っていきます。
関節症の痛みは何とか我慢できる程度というケースも多いのですが、そのまま放置してしまうと、歯並びや噛み合わせが徐々に悪くなってしまうことも考えられます。また、アゴの関節や筋肉に負担がかかることで、口の中だけではなく体のあちこちに様々な症状が現れてくることも特徴です。
「顎関節症っぽいけど、どこに相談すればいいんだろう?」と悩む方もいると思いますが、まずは歯科医師にお気軽にご相談ください。あなたに適切な治療をご提案させていただきます。